3社がエッジAIリモート管理を実現
- 産業用コンピュータにおいて世界トップシェアのアドバンテック (以下アドバンテック、本社:台湾)
- 大手デバイス管理SaaSプロバイダーであるAllxon Inc. (以下Allxon、本社:台湾台北市)
- 半導体、ネットワーク、サイバーセキュリティ、AI/IoTにおけるトータルサービス/ソリューション・プロバイダーである株式会社マクニカ クラビス カンパニ-(以下マクニカ、本社:神奈川県横浜市)
この3社は協業でエッジAIリモート管理ソリューションを日本市場向けに販売する発表をしました。 このソリューションはAI/IoTプラットフォームの大規模な展開を容易にするオープンデバイス管理プラットフォームを提供することができます。
大規模なAI/IoTシステム管理の課題
AI/IoTは、現場で多数のデバイスを使用して展開されます。そのため、多数のデバイスのシステムの管理とメンテナンスに課題が生じます。 たとえば、AIトラフィックモニタリングでは、24時間稼働の数千の推論システムが多数展開され、これらのシステムの更新とリセットは、展開の規模が大きいほど困難となります。 さらに、ほとんどのリモート管理システムは、NVIDIA Jetsonの代わりにWindows/IntelプラットフォームWintelに対応しているため、現場のWindows/Intelではないデバイスの管理が困難です。
3社協業のエッジAIリモート管理の特徴
- Allxonデバイス管理ソリューション(DMS)は、幅広い集中型クラウドデバイス管理ソリューションを提供します。このソリューションは、大規模に展開されたWindows/Intel以外も含むマルチプラットフォームのリモート管理を実現します。
- アドバンテックの産業用PCであるエッジAIシステムシリーズの”MIC-AI/ IVA”は、産業用堅牢デザインと多様なI/Oを特長としています。 その堅牢性や、非常に効率的なコンピューティング機能と低消費電力は、過酷な産業環境でもエッジAIアプリケーションのコンピュータリソースとして最適です。
- クニカは、AI/IoTのソリューション・プロバイダーとして、これまでの豊富なAIの知見をもとにユーザーに最適なAIソリューションの提案やシステムインテグレーターとしてサポートをする事が可能となります。
Allxon DMSを使用すると、管理者はアドバンテックのMIC-AIをリモート管理できます。 システムインテグレーターは、Allxonのサービスを使用して、すべてのMIC-AIシリーズエッジプラットフォームをリアルタイムで監視およびトラブルシューティングできます。 MIC-AIを使用した新しいシステムの導入または更新は、規模や環境を問わず簡単かつ効率的です。
https://www.advantech.com/intelligent-systems/campaign/industrial-AI/IoT-solution-nvidia
マクニカについて
マクニカは、1972 年の設立以来、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。近年は、従来からの強みであるグローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、ロボットなどの分野で新たなビジネスを展開しています。今後は、「Co.Tomorrowing」をスローガンに、最先端のテクノロジーとマクニカが持つインテリジェンスをつなぎ、ユニークなサービス/ソリューションを提供する存在として、社会的価値を生み出し未来社会の発展へ貢献していきます。当社は、横浜に本社を構え、世界24ヶ国84拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。マクニカでは、社内カンパニー制を導入しており、クラビス カンパニーはそのうちの1カンパニーです。詳細はWebサイト(ホームページ: https://www.macnica.co.jp)をご覧ください。